チームに必要な選手になるために成長したい

2月27日、オンライン会見に登場した谷川選手は、大会優勝の喜びと自身の成長について率直に語った。


 「インスタでいろんな方からメッセージをいただいて、多くの方があのようなゴールを期待してくれていると実感しました」と、コロンビア戦での鮮烈なゴールについての反響を振り返る谷川選手。


そのロングキックの原点については、「小さい頃から両足を使ったトレーニングをずっとやってきたことが、今に繋がっています。得意な足だけでなく、いろんなパスやリフティングを両足でやることが自分のスタイル」と、幼少期からの積み重ねを明かした。


 今回のキャンプで大きな支えとなったのは、監督やチームメイトとの強固な信頼関係だという。「監督やチームメイトが私の良さを認めてくれて、試合前から『どんどんシュートを狙え』と後押ししてくれたことが自信になり、迷わずシュートを打てた理由の一つ」と語った。


新任のニールセン監督については特に高い評価を示した。「ミーティングで『自分を信じてチャレンジしよう』とよく言ってくれるので、一人ひとりが自信を持ってのびのびプレーできました。本当にその通りだと感じています」と語り、「一人ひとりと話す時間を設けてくれたり、積極的にコミュニケーションを取ってくれて、本当に気遣いを感じます」と付け加えた。コミュニケーションスタイルについても「話しやすいし、ちゃんと聞いてくれる。両方ですね」と笑顔で応えた。


チームの収穫について、「今大会を優勝という形で終えられたので、より自分たちに対して自信がついたと思います。ボールを保持しながら得点できた戦術面も自信につながっています」と胸を張った。 


一方で個人としては、「65分しかプレーできず悔しい気持ちもありますが、ロングシュートで自分の良さを出せました。ただ、チームに欠かせない存在になるためにはさらなる成長が必要です。守備の隙をなくすことと、どんな状況でも自分らしさを表現できる選手になりたい」と冷静に課題を分析した。 


チームの強さについて問われると、「ニールセン監督が自信の持ち方を教えてくれて、試合前の言葉で緊張せずのびのびプレーできたことが成功の理由です。全員が持ち味をしっかりピッチで発揮し、それがうまく繋がってチームとしての良いサッカーができました」と分析した。 


パリ五輪時のプレッシャーと比較して、今回は伸び伸びとプレーできたことが好結果につながったと感じている様子だった。


バイエルン・ミュンヘン加入後の変化については、「レベルの高い環境で練習やプレーができて自信につながっていますし、チームを勝たせたいという気持ちがより強くなりました」と語った。 


今後の目標として、「まずは試合に出場するために日々のトレーニングを100%の意識で取り組みます。出場の機会を得たら、ロングキックやシュートに積極的にチャレンジし、守備面でもチームに貢献したい」と意欲を示した。 


将来の夢を聞かれると、「日本代表としてワールドカップで優勝することが最大の目標です。チームに必要とされる選手になるために、これからも成長していきたい」と力強く宣言した。 


決勝戦での古賀選手のゴールシーンにも触れ、「塔子があの場面でしっかり詰めていて、決めた瞬間は本当に嬉しくて思わず駆け寄りました。試合前からバスの中で隣に座り『アメリカを倒すぞ』と話していたので、『やってくれた!』と感じました。あの位置を狙っていたと彼女が言っていて、本当に彼女の良さが出たゴールでした」とチームメイトへの温かい称賛も忘れなかった。