【AWCL準決勝】 ベレーザ、メルボルン・シティを3-1撃破

2026年5月20日にAFC女子チャンピオンズリーグ2025-26準決勝が韓国・水原で開催され、日テレ・東京ヴェルディベレーザがメルボルン・シティFCを3-1で下し、クラブ初のアジア制覇に王手をかけた。

前半4分、塩越柚歩が先制点を挙げると、同10分には右サイドを崩した本多桃華のマイナスの折り返しに眞城美春がワンタッチで合わせ、早い時間帯に2点のリードを奪った。前半終盤にセットプレーから1点を返されたものの、ベレーザが主導権を握ったまま後半へ折り返した。後半は雨風が強まる難しいコンディションの中、朝生珠実のシュートのこぼれ球に塩越が素早く反応してダメを押した。終盤には岩清水梓も投入され、最終ラインをリードしながらチームを落ち着かせた。

ベレーザの楠瀬直木監督は、メルボルン・シティの前線のパワーを警戒して試合に入り、早い時間帯に得点できたことが良かったと試合を振り返った。2点リードから1点を返された後に受け身になったことはチームの弱さだと率直に認めた上で、同点にされないようポジショニングを整え、最後にカウンターから3点目を奪い切ったことは慎重にゲームを進められた結果だと評価した。塩越については突破力を高く評価し、大きな成長の最中だと語った。

塩越本人は、前線からアグレッシブに戦う中での先制点がチームへの貢献になったと振り返りつつ、自身にゴールへの嗅覚が出てきていると感じる一方、周囲との連携にはまだ課題があるとも口にした。

敗れたメルボルン・シティのマイケル・マトリチアーニ監督は、ベレーザへの祝意を示した上で、序盤に2失点したことは残念だったが、その後試合を立て直して選手たちが全力を尽くしたことを誇りに思うと述べた。技術が高く個人技に優れた相手との対戦を振り返り、最初の10分から15分はプレスがうまくはまらなかったものの、その後はリスクを冒して状況を好転させたとした。アタッキングサードでもう少し運があればという悔しさもにじませた。

決勝の相手はネゴヒャン女子蹴球団か水原FCの勝者となる。楠瀬監督はどちらが勝ち上がってきても強く、予選時からさらにレベルアップしているはずだと見据え、メンバーや戦い方も変わってくることが予想されるため、どちらが相手でも難しい試合になると展望を語った。

取材:Junko Sato / SprotsPressJP 

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