旧サイトの過去記事は、現在ご覧いただけません。順次復元予定です。詳しくはこちら

大坂なおみ、4年ぶりの東レPPOで白星発進 パオリーニ下す

テニス
Photo by Junko Sato / SportsPressJP

テニスの東レ・パン・パシフィック・オープンは27日、東京・有明コロシアムで女子シングルス1回戦が行われ、大坂なおみがジャスミン・パオリーニ(イタリア)を6-3、7-6(4)で下した。4年ぶりの出場となった大坂は、2019年に優勝した思い入れのある大会で白星発進した。試合後の会見で、第2セットのピンチ、衣装、娘の存在、SNSの投稿について語った。

パオリーニとは2025年3月のマイアミ・オープンで1度対戦し、逆転で敗れている。大坂は「タフな試合だった。いい形で終えられて本当にうれしい」と振り返った。

第1セットは3ゲーム連取で入り、6-3で先取した。山場は第2セット、5-6の自身のサービスゲームだった。3本続けてブレークポイントを握られ、相手のセットポイントとなった。立て直せた要因を問われると、「分からない」と前置きし、「自分に落ち着けと言い聞かせた。負けるにしても、ミスで相手に与えてはいけない。強打を打つ自分の強みを貫き、ミスをしないことを心がけた」と答えた。この局面を乗り切ると5ゲームを連取し、タイブレークも7-4で制した。タイブレークについては「自分のサーブのほうが良かった。やるべきこと、やってはいけないことを理解していた」と自信があったという。北京で競ったタイブレークを落とした経験も頭にあった。試合時間は1時間37分だった。

この日の衣装は、北海道出身の母にちなみ、日本で特別な意味を持つ動物の鶴をあしらった。ウィンブルドンの衣装を手がけたデザイナーが制作した。「日本に捧げるものを作りたかった。故郷に戻ってくる意味もあった」と語った。次戦の衣装は「見て驚いてもらうのが一番楽しい。楽しみにしてほしい」と明かさなかった。

4年前との精神面の違いを問われると、娘の存在を挙げた。「娘がいいバランスをもたらしてくれた。これが自分の仕事だと思い出させてくれる。楽しみつつ、ストレスを抱えすぎないようになった」と述べ、今は1ポイントずつ取ることに集中しているという。

試合直後には、SNSに「出る杭は打たれる」という言葉を添えた写真を投稿していた。その意図を問われると、「人と違うところがあると感じることがある。声を上げたり、人と違う服を着たりすることが間違いではないかと思った時期もあった。今は自分らしくいるほうがやりやすい」と答えた。コート上では日本語で「なんか、すごくうれしい。本当に感謝してます」と、詰めかけたファンに感謝を伝えた。

Photo by Junko Sato / SportsPressJP