比江島慎「クリエイトするのが自分の役目」

りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 B1リーグ戦第35節、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ対宇都宮ブレックスの試合が行われ、宇都宮ブレックスが87対69で勝利を収めた。試合後、宇都宮ブレックスの比江島慎が記者会見に応じ、試合の裏側やチャンピオンシップに向けた思いを語った。


比江島は試合全体を振り返り、前半は相手にオフェンスリバウンドを奪われ、ディフェンスリバウンドからの早い展開に持ち込めずに苦しむ場面があったと述べた。しかし後半はリバウンドを確実に取り、ディフェンスの強度を上げる修正ができたことが勝利に繋がったと振り返った。

第3クォーターからの活躍について問われると、前半はボールに絡む機会が少なかったため、後半は自ら仕掛けようと意識していたと明かした。チームが自身のためのフォーメーションを組んでくれたことで、最初のプレイでしっかりと結果を出せたことが良いリズムを生んだと語った。シュートが連続して決まった場面のメンタルについては、邪念が入ると弱気になり相手の思う壺になるため、常にリングに向かう姿勢を見せることで相手の脅威になるよう意識していたと語った。一方でシュートを打つ瞬間は無心であり、得点だけでなくアシストを狙い、オフェンスをクリエイトすることが自身の役目であると考えていたと述べた。


この日使用されたIGアリーナについては、奥行きの違いからシュートタッチに普段と異なる感覚があったことを認めた。序盤のシュート確率が上がらなかった要因の一つであった可能性に触れつつも、過去にさいたまスーパーアリーナやパリ、海外の様々なアリーナで経験を積んできたことで試合の中で適応でき、大きな問題にはならなかったと振り返った。自身がBリーグでプレイし始めた当時と比べ、素晴らしい環境でプレイできる喜びを感じながら試合を楽しめたとも語った。


チャンピオンシップを見据えたチームの現状については、展開の早いチームに対するディフェンスや、オフェンス時のスペーシングの課題を口にした。その一方で、怪我人を抱える状況下でも勝ち切れている点には手応えを感じており、チャンピオンシップに向けてピークを合わせるためアグレッシブにプレイしつつも、怪我には十分に留意していたと語った。チーム全体の連携は良好で、出場する選手全員が自らの役割を理解して活躍している現状にも自信を覗かせた。

優勝という目標については、過酷なスケジュールの中で結果を出し続けられたのはチームの地力の高さゆえであると分析した。チャンピオンシップを熱狂的なファンの待つホームコートで戦うことの利点として、移動の負担がなく自宅で休息できることを挙げ、ファンの力強い後押しを受けながらホームコートで戦いたいと締めくくった。


取材:Tomoyuki Nishikawa / SportsPressJP 

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