森保一、ブラジル戦前に「アルゼンチンがベストチーム」 本音とジーコへの想い

スウェーデン戦を1-1で終え、グループ2位での1次リーグ突破を決めた日本代表の森保一監督が試合後の会見に応じた。質疑の中で最も印象に残ったのは、ラウンド16で対戦するブラジルではなく、南米のもう一方の強豪アルゼンチンについて問われた場面だった。


海外メディアから大会のベストチームを問われた森保は、一度「いや難しいですね」と言葉を濁した。ブラジルとの対戦が決まった直後だったこともあり、外交的な配慮が働いたとみられる。だが最終的には「目をつぶって他の国の記者の方がいないと思って、アルゼンチンがベストチームかなと思ってます」と答え、その理由を「前回のワールドカップで優勝してタイトルホルダーとして堂々と今回も戦っている」ことに挙げた。笑いを交えながらの発言だったが、対戦相手であるブラジルを名指ししなかった点は、外交儀礼を意識した上での選択だったとも読める。


ブラジルとの対戦は2006年大会以来となる。森保は「ブラジルとの対戦は、また日本のサッカーの発展のために非常にいい経験となる試合ができる」と述べた上で、昨年の親善試合で日本が勝利したことを踏まえ「さらに相手のモチベーションは高いと思われる」と分析した。同時に「そういう本気のブラジルと戦えることを私自身楽しみにしている」と語った。


会見では、1982年大会で自身のヒーローだったジーコへの思いも語られた。森保はジーコについて「日本のJリーグの発展に貢献してくれて、日本代表としても私の先輩としてワールドカップに導いてくれた」と振り返り、「ブラジルと対戦する前に、ジーコさんに1回連絡を取れるようにできれば」と明かした。


日程面では、ブラジルが中4日であるのに対し、日本は中3日での連戦となる。森保は「移動であったり、長期間での戦いをストレスフリーにできるだけする」ことを次戦に向けた最大のポイントに挙げ、「間違いなくどこのチームにも負けないぐらいいいコンディションを作れる」と準備への自信を示した。


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