【天皇杯】G大阪、徳島に5-0完勝で4回戦へ

天皇杯JFA第106回全日本サッカー選手権大会3回戦が9月23日、パナソニックスタジアム吹田で行われ、ガンバ大阪が徳島ヴォルティスに5-0で勝利し、4回戦進出を決めた。19分に宇佐美貴史が先制点を挙げ、G大阪が1-0で前半を折り返した。後半は57分に山下諒也、64分にデニス・ヒュメット、86分に池谷銀姿郎、89分に食野亮太郎が得点を重ね、無失点で試合を終えた。

明神智和監督は「天皇杯で次のラウンドに進むことをチームの目標にしていたので、それを達成できて非常にうれしい。前節は敗れたが内容には満足しており、自分たちのスタイルを出して勝つことにもこだわった。前線からのプレス、ハードワーク、ボールを動かすことができており、非常に良い試合ができた」と語った。


前半について明神監督は「主導権を握って入りたいという狙いの中で、選手がアグレッシブに戦ってくれた。宇佐美が得点したことでチームに落ち着きが生まれ、先制点の大切さを感じる試合になった」と語った。後半については「引くことなく、前線が苦しい状況でも力を振り絞ってプレーしてくれたことが、多くの得点につながった」と語った。


守備面について明神監督は「無失点に抑えたことを高く評価している。シュートを打たれる場面まで持ち込ませなかった点も含め、守備陣は良い出来だった」と語り、「サポーターの方々がいつも温かく力を与えてくれている中で、ホームで結果も含めて良い試合を見せられたことがうれしい」と語った。


相手にシュートを打たせず、全員で守備に切り替える意識をどう徹底させたのかを問われると、明神監督は「練習は2日しかなかったため、ミーティングを通じてやるべきことを徹底した。前線でどう一歩寄せるか、どう一歩守るかという当たり前のことだが、凡事徹底として、できることをやり続けるよう、ここ数試合のミーティングで伝えてきた。選手がそれを体現してくれた」と語った。


宇佐美をはじめとする選手たちの評価について、明神監督は「8月に離脱などがあり、試合が続く中でコンディションを整えるのは難しかったはずだが、力のある選手であり、その力を今日の試合で見せてくれた」と語った。


一方、敗れた徳島の吉本岳史監督は「現地に来てくれたファン・サポーターの方々に申し訳ない試合をしてしまった。過密日程の中で戦っている相手に、プレーを簡単にさせてもらえなかったことが今の課題だ。最後まで諦めずに戦った選手とそうではない選手がいたことも、今のチームの実力だと感じる」と語った。後半については「攻守においてボールに関われず、組織的な守備ではなく個人個人の守備になってしまい、その差が出た」と語った。

J1昇格に向けて5失点をどう受け止めるかを問われると、吉本監督は「この失点をしているようではJ1昇格は難しい。J1で戦っているガンバさんに対してこうした対応をしてしまったことで、自分たちの足元を見つめ直さなければならない。この試合をしっかり分析し、次に生かしたい」と語った。


Photo by Hiroshige Suzuki / SportsPressJP