フィス「試合を重ねるほど良くなる」 第2シード撃破で8強入り、スプリットでの強化合宿が奏功【木下グループジャパンオープン】

「とても良い選手を相手に、素晴らしい試合ができた。良い友人でもある相手だから、楽な試合ではなかった。それでもストレートで勝てたのはうれしい。もう次の試合に目を向けている」


木下グループジャパンオープン2026の男子シングルス2回戦で、予選勝者のアルチュール・フィス(フランス)は第2シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)を6-3、7-5で破り、準々決勝に進んだ。試合後の会見では、金星にも浮かれることなく、すでに次の戦いを見据えていた。


予選では、プレーにまだ切れがなかった。本戦に入ってからの上昇について問われると、試合を重ねることの大切さを挙げた。


「どの大会でも、最初の試合は自分らしさが出にくい。試合をこなすほどプレーは良くなるし、集中力も高く保てる。今日は予選よりはるかに良かった。ここからもっと良くなっていく」


この日の有明コロシアムでは、観客の声援が“ビッグ・フォー”の愛称で知られるティアフォーに集まる場面もあった。それでもフィスは、その雰囲気も含めて楽しんだと振り返った。


「ここでプレーするのは本当に好きだ。雰囲気はいつも素晴らしい。ビッグ・フォーは素晴らしいチャンピオンだ。自分よりずっと年上で、ここにも何度も来ているし、世界中にファンがいる。だから自分への声援は多くないと思っていた。試合が一方に傾くと、観客はもう一方を応援したくなるものだから、彼への声援はさらに大きくなる。それでも本当に楽しめた」


全米オープンでは、本来の力を出し切れずに敗退していた。そこからの立て直しについては、クロアチアのスプリットで積んだ練習を挙げた。


「何日か休みを取って、少し旅行もした。そのあとスプリットで、とても強度の高い練習期間を過ごした。体を追い込み、限界を探った。素晴らしい1週間だった。今はしっかり準備ができていると感じるし、集中力も体の状態もとても良い」


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