アルカラス、相手棄権で4強入り「準備はできている」 準決勝はムナルと対戦へ

木下グループジャパンオープン2026男子シングルス準々決勝で、カルロス・アルカラスは第2セット途中に相手が棄権し、ベスト4進出を決めた。


試合後の会見でアルカラスは「誰も望んでいない形になってしまった」と相手を気遣い、早期回復を祈った。一方で第1セットについては「2人とも質の高いテニスを示せた」と手応えを口にした。


連日の短時間決着で体力面の懸念を問われると、「体もコンディションも素晴らしく良い。数時間の試合になっても準備はできている」と答えた。「この1週間ずっと素晴らしい形で続けてきている。それを先にもつなげたい」と意気込んだ。


準決勝の相手はハウメ・ムナル。「何度も戦ってきたが、毎回タフな試合だった」と警戒し、ムナルの強みを「ベースラインの安定感」と分析した。そのうえで「相手の形に持ち込まれないよう、アグレッシブに行く」と攻略のイメージを語った。


この日目立ったのは、リターン時の立ち位置の変化だった。前に詰めたり後ろに下がったりした狙いについて、アルカラスは「同じ位置にいると相手が慣れてしまう。相手に考えさせ、楽な体勢に置かないことが自分の考え方」と説明した。


会見の終盤には、ヘアスタイルやファッションについての質問も出た。「いつも違うスタイルを探している。今は少し髪を伸ばしてみようと思う」と笑顔を見せた。コート上のウェアについても「毎週、自分が良いと思えるものを試していきたい」と語った。

Photo by Kyoko Hayashi / SportsPressJP