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シュナイデル、フルセットの接戦を制し東レPPO初優勝 「タイトルのために戦えたことがうれしい」

テニス

東レ パン パシフィック オープン テニス 2026は11月1日、有明コロシアムで女子シングルス決勝を行い、第3シードのディアナ・シュナイデルがレイラ・フェルナンデス(カナダ)を6-4、5-7、6-2で下し、大会初優勝を果たした。今季初のツアータイトルとなった。

シュナイデルは第1セットを先取し、第2セットも4-0とリードした。しかしフェルナンデスの反撃を受けてこのセットを落とし、勝負は最終セットにもつれた。会見では「本当にうれしい。接戦だったからこそ、タイトルのために戦えたことがもっとうれしい」と笑顔を見せた。

流れが相手に傾いた場面について聞かれると、「頭の中ではたくさんのことが浮かんでは消えていった。ただ、自分に何ができるかを見るために戦おうとしていた」と振り返った。第2セットについては、前の試合も厳しく、回復の時間が十分ではなかったと明かした。そのうえで「彼女が信じられないほどいいプレーを始めて、自分にできることはあまりなかった」と相手をたたえた。

今季初タイトルの意味を問われると、「自分にとっても、家族やチームにとっても大きな意味がある。シーズンをいい形で終えられた」と話した。来季については「まだ考えていない。今はこの瞬間を楽しんで、少し休みたい」と語った。

試合直後には、母親に電話をかけていた。「優勝した後に母の声が聞きたかった。最初の瞬間を一緒に分かち合いたかった。母はすごく喜んでくれた」。向こうは夜遅い時間で、「今終わったの?」と驚かれたという。

トレードマークのバンダナは、9歳のころに始まった。「ジュニアのころ、帽子だとうまくプレーできなかった。母がショッピングモールでバンダナを見つけてくれた」。国際大会に出るうちに、少しずつ自分のスタイルになっていったという。

試合中にいら立ったときの対処法を聞かれると、「決まったルーティンはない。あったほうがいいのかもしれないけれど」と答えた。そのうえで「先のことや過去のことは考えず、コートで何をすべきか、どこに打つべきかに集中している」と話した。

Photo by Junko Sato / SportsPressJP