女子テニスの世界ランキング1位、エレナ・リバキナ(カザフスタン)が、東レ・パン・パシフィック・オープンの会見に臨んだ。第1シードで1回戦はバイ。2回戦から登場する。「東京に戻ってこられて幸せ。天気もいいし、いい時に来た」と笑顔を見せた。
先週は寧波(WTA500)で優勝した。世界1位になって初のタイトルで、大会連覇でもあった。今季4勝目で、全豪オープンと全米オープンの現女王でもある。年間最終ランキング1位は初めての確定が目前で、あと1勝すれば決まる。東京で勝てなくても、2週間後のWTAファイナルズで1勝すれば確定する。
2回戦の相手は、マリア・サカリ(ギリシャ)を6-4、3-6、6-1で破った同胞のユリア・プチンツェワ。リバキナは今年3月のマイアミ・オープンでもストレートで下している。
今大会の位置づけを問われると、ファイナルズへの準備を挙げた。「ここでより良いテニスをして、ファイナルに向けて自分を仕上げたい。先週のタイトルは本当に良かった。まだベストの状態ではないが、戦うごとに良くしていきたい」と話した。全米オープン後は移動が続き、足の痛みも出たり出なかったりしたため、休養とエクササイズを優先したという。「今は良くなっている」と、状態の回復を口にした。
シーズン終盤の出場には、調整の意味もある。「全米や北京では思い通りの試合運びができなかった。身体的にも精神的にも万全ではない。この大会を、状態を上げる良い練習にしたい。もちろんタイトルも取りたい」と語った。
年間1位の確定がかかる大会について聞かれると、冷静だった。「できれば素晴らしいが、大事なのは試合をこなしてファイナルに向けて準備を進めること。ここで決まらなくても、その後にチャンスはある」と答えた。世界1位になって変わったことを問われると、「大きく変わったことはない。目標の1つを達成したのは素晴らしいが、さらに注目される結果を手にしたい」と語った。
最後に、中国遠征の直前に迎えた子犬の話にも触れた。オスで、まだ小さく遠征には連れて行けないが、「来年はすべての大会は無理でも、いろいろな場所に一緒に行ってもらいたい」と話した。
Photo by Junko Sato / SortsPressJP


