愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会の車いすテニスで、上地結衣は女子シングルスと、大谷桃子と組んだ女子ダブルスでともに銀メダルを獲得した。シングルスで優勝すれば、所定の条件を満たすことを前提にロサンゼルスパラリンピックの出場権を得られたが、今回は逃した。
24日に行われたメダリスト会見で上地は、前日に男子チームが金メダル2個を獲得した流れを受け、「ダブルスだけは」と大谷とコミュニケーションを取りながら臨んだと明かした。全チーム、全クラスでの金メダルには届かず、女子として悔しさと申し訳なさがあるという。一方で、試合が前後する中で互いの結果を気にしながら戦える点は、普段の大会とは違う刺激だったと振り返った。
ロサンゼルス出場権について上地は、過去2大会のアジア大会は出場権を得て準備を始める場として重く捉えていたと説明した。今大会も前日の試合が終わるまではそう考えていたが、久しぶりに切符を逃しても心境は変わらなかったという。
「出場が獲得できていたとしても、パラリンピックまでの道筋は変わらない。良いパフォーマンスをして勝ちたかったという気持ちは今も変わらない」
出場権の有無で気持ちが動くことはなく、2028年までの2年間でパフォーマンスを一つひとつ積み上げる。その先に出場できるランキングや条件が整っていれば、改めて考えるとした。
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