なでしこ松窪真心、大舞台での飛躍を誓う

アメリカ女子サッカーリーグ(NWSL)で確かな足跡を残した松窪真心が、オーストラリアで開催されるAFC女子アジアカップ2026での飛躍を誓っている。ノースカロライナ・カレッジに所属する彼女は、2025年シーズンのリーグ戦全26試合に出場し、11得点4アシストを記録して同リーグのMFで最多の得点関与数を叩き出した 。10月のベイFC戦では、21歳81日というNWSL史上最年少でのハットトリックも達成している 。これらの目覚ましい活躍が高く評価され、クラブ史上初となる年間最優秀MF賞および年間ベストイレブンへの選出という大きな勲章を手にした 。


24日、松窪はオンラインでの会見に応じた。現地パースの気候について、気温は30度ほどあるものの風があって想像よりも暑さは感じておらず、雲一つない青空の下で気持ちよく動けていると語った。所属クラブの始動が早く十分な準備期間を確保できたため、フィジカル面を含めて良好なコンディションを作れているようだ。


今回の約1ヶ月間という長期間にわたる合宿は、チームメイトと積極的にコミュニケーションを図り、自分を知ってもらうための絶好の機会となる。松窪は海外組の傾向について、ヨーロッパでプレーする選手はポジション取りに優れ、アメリカでプレーする選手は球際の強さやフィジカルに長けていると分析している。それらが組み合わさることで日本代表がさらに強くなると期待を寄せている。


代表チームにおける自身の役割は、アタッカーとしてゴールに直結するプレーを見せ、チームに勢いをもたらすことだ。起用されることの多いトップ下のポジションで、自らの持ち味を存分に発揮したいと意気込む。今大会の最大の目標はチームの優勝への貢献だが、同時に「自分にしか持っていないものをしっかり見せる」ことで、次回の代表活動への生き残りを懸ける強い覚悟も示した。


充実のシーズンを経て逞しさを増した松窪真心は、3月4日にパース・レクタンギュラー・スタジアムで行われるチャイニーズ・タイペイ女子代表とのグループステージ第1戦へ向かう。大舞台で彼女がどのような勢いをチームにもたらすのか、期待が高まる。

Photo & TEXT:Tomoyuki Nishikawa / SportsPressJP