4月26日にウィングアリーナ刈谷で開催されたりそなグループ B.LEAGUE 2025-26 B1リーグ戦第35節において、シーホース三河は三遠ネオフェニックスと対戦し、76対73で接戦を制した。
タフな一戦を終え、ライアン・リッチマンヘッドコーチは、選手・スタッフを含めたチーム全員で掴み取った勝利を誇りに感じると振り返った。対戦相手の三遠は選手を欠く状況下でゾーンディフェンスを多用し試合をかき回してきたため、三河にとって攻略に苦戦を強いられる場面もあった。
しかし指揮官は、これを先を見据えた上での非常に有意義な学びの機会と捉えていた。試合終盤にかけて選手たちが自分たちの力でゾーンに対する解決策を見出し、ハードなプレイを最後まで継続できたことは、チームの大きな成長の証だった。ディフェンス面でも多くの収穫があり、今後も良かった点と改善すべき点の両方からフィードバックを得て、歩みを止めずに成長していく方針を示した。
第3クォーターにおいてチームが苦しい時間帯を迎えた際、リッチマンHCはあえて意図的にタイムアウトを請求しなかった采配についても言及した。これは、選手たちが自らの力で状況を打開し、解決策を見つけ出すことを求めた結果の行動だった。長い期間を共に戦い抜いてきた選手たちへの深い信頼と、彼らならば必ず答えを見つけ出せるという強い期待があったからこその判断であり、実際に選手たちはその期待に応え、コート上で自ら状況を修正してみせた。これまで数々の接戦をものにしてきた経験が、この場面にも生きていた。
ホームであるウィングアリーナ刈谷での圧倒的なファンの後押しが選手たちのハードワークを引き出した要因の一つでもあり、素晴らしい空間を作り上げたファンへの深い感謝の意も表した。チャンピオンシップを見据えた戦いにおいてもホームコートアドバンテージの獲得に向けて努力を惜しまず突き進む決意を示す一方、先の目標にとらわれすぎず、毎日一日一日のプロセスを大切にしながら戦い続けていく姿勢に変わりはなかった。
取材:Tomoyuki Nishikawa / SportsPressJP
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